中華圏への移民を目指すブログ

中華圏への移民を目指す女のブログです、

周囲の人たち

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日本社会のど真ん中で生きている。

 

毎日毎日をなんとかやり過ごして、

恋愛趣味レーションゲームのように毎日上司や先輩の頭の上に、彼らが望む言葉をいくつかの選択肢から選ぶ。

 

私はうまくやれている。

悲しいほどにうまくやれているのだ。

 

「〇〇さんかっこいいっすからね!」

 

「早くチームのみんなの力になって戦力になりたいです」

 

「簡単な作業ですからこれ私一人でもやれますんでお子さんのお迎え行かれてくださいよー」

 

うまくやれてる。

 

うまくやれてる。

 

でも、何もかもが歪んでいる。

 

今の私は、守るべき幸せや、ふいに息をつく瞬間の全てがない。

 

洗面器の中に顔面を突っ込まれたまま溺死を待たされているような状態が一年近く続いている。

 

毎日が不幸せで苦しい。

 

それでも私は毎日毎日を生きている。

 

周囲の人はこの日々を愛しているように見える。

 

愛する家族がいるから?

 

恋人がいつでも会える距離にいるから?

 

このクソみたいな会社の理念に共感できているから?

 

私はいつでも出口を探している。

 

一緒に愚痴を言う相手に、実はなんの同情も思いも抱かない。

 

現状に毒ついてそれでも心地の良い牢獄に繋がれている。

それを許容してなんとなく続けていく体力や根性を私は持ち合わせていない。

 

愛する人も。

夢も。

生きる意味も。

 

全てが海の向こうにあって私の手から離れていってしまった。

 

周囲の人は優しい。

 

私は彼らのことが嫌いではない。

 

でも私はとてもとても孤独なのだ。

 

これだけ人間がいるのに誰一人として私の苦悩を知らないし、知ったとしても理解することもできないだろう。

 

満ち満ちた悲しみはもうすでに首のところまでみちてきて、私を窒息死させようとしている。

 

明日も会社に行く。

 

きっとクソみたいな1日だ。

 

やり過ごそう。