中華圏への移民を目指すブログ

中華圏への移民を目指す女のブログです、

語学で無敵にはなれなかった話

 

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中国語にはそこそこ自信がある。

英語にはまあまあ。

 

ほとんどの人間が生涯日本語しか話せず終わっていく日本において今から2年ほど前の私は外国語ができる全能感と無敵感に酔いしれて何でもできるような気持ちになっていた。

 

だから、中国や香港で新卒でやっていける気がしてたし、中国のいくつかの会社から内定も受け取っていた。

 

 私が彼氏と出会ったのは大学3回生の3月で、そのあとすぐに内定を取って大学4回生の4月には就活を終えていた。

 

故に、授業も就活もない丸々1年間彼のことだけを考えて過ごし遠距離は辛くて仕方がないし、私は語学ができることで無敵モードだったので新卒で中国や香港でも全然いける気がしていたのだ。

 

ただ、これに同意しなかったのは親や就活に協力してくれた大学の先輩たちだった。

 

激しい反対に遭いながら私はさらに燃え上がり、

「そんなに私の語学が信頼できないなら2年間大学院に行く!日本にいるのはもう嫌だ!」

 

と完全に脳みそトランス状態だった。

 

よくTwitterやインスタに溢れてるような海外生活は、新卒で内定が取れていた会社での仕事よりもよっぽど刺激に満ちていて楽しそうだった。

 

結局親や、友人、先輩たちの激しい反対と、

内定先がまあまあ大きな企業で私の一ミリの日本への未練のせいで私はこのコロナ禍に日本に残留して日本の会社で働き始めることになった。

 

最初の一年は後悔しかなかった。

 

親なんてどうせ私より早く死ぬんだし言うこと聞かないで自分の人生大事にしてあのコロナで国境が閉まる前に中国に滑り込んだほうが良かったんじゃないか。

 

香港の大学院に進学してそのままインターンビザで仕事探せばよかったんじゃないか。

 

新卒一年目に与えられる単調なルーティンと私が思い描いていた海外生活のギャップはあまりに大きかった。

 

ただ、2年目に入りまあまあ大きな仕事が与えられるようになり頭がおかしくなるほど忙しくなってきたから私の考えは最近劇的に変わったのだ。

 

それは、

 

真面目に語学はホント素晴らしいけど、

無敵にはなれない。

 

と言う一点に尽きる。

 

JANコード、代理店、SKU、企画品、返品、

 

営業として飛び込んだ私の業界に散りばめられている業界の不文律や言葉たちは、容赦なく私に降りかかってきた。

 

エクセルだって全くいじったことない文学部だったから、先輩から習いながら必死に覚えたし、

 

顧客情報抽出システムは取引先ごとに全く違うものを使っていて、それらのマニュアルはなく全て先輩と後輩で教えあって成り立っている。

 

私はメーカーである今の会社に入るまで、

自社の商品の価格がどう決まって他社と競争しているのか。

どのようなコストをかけて消費者に届いているのか。

そもそもどのようなルートで店頭に並んでいるのかを知らなかったし、

 

さらに言うなら名刺の渡し方や、

メールの書き方。

名刺を交換した後取引先とどう関係を作って、自社製品を売り込むのか。

 

何もかも知らなかったしわからなかった。

 

そして、語学ができることで無敵モードだった私はそんなことを想像もしていなかったのだ。

 

毎日会社に行く時知らなかったことを、

帰り道には知って帰る日々を繰り返せば、

 

これを外国語で出来たのか?

 

というシンプルな疑問にノーと即答できる。

 

たしかに、

日系企業なんてもう古いなんて言う人も居ると思う。

 

実際私もそんなことを言っていた記憶がある。

 

でも、海外で日本のやり方も知らなくて言語もネイティブレベルじゃない日本人の新卒と、同じスキルを持っていて文化も歴史も共有してる自国人であればどちらに優位性が来るかは一目瞭然なのだ。

 

それでも新卒で語学だけができる人のための仕事が現地にはあった。

 

在住日本人の生活サポートの仕事、

例えば駐在員としてやってきた日本人の住居探しサポートの仕事とか、駐在員の秘書とか、日本人観光客向けのサービス業、日本語教師なんかがあったと思う。

 

でも、私は中国語を学んだ時、中国語と日本語を使って日中を飛び回り自分がビジネスの中心で戦力になるような仕事がしたかったのだ。

 

上記の仕事へのリスペクトは忘れないけど、

私の思い描く理想とは全然違う仕事だと感じた。

 

この世の中にはハーフだったり海外大学卒業者だったり、私と同じ日本語を話しながらも最初から海外で通用するスーパーマンのような人たちがいるのは確かだ。

 

SNSではそんな人達の声が大きいから、誰でもできるような気がするけど、

 

今となってはそれは野球をやればみんなイチローになれて金持ちになれるんだよ。

 

なんて言葉と同じくらい暴論な気がする。

 

私のような普通に日本の大学を出て一年程度の海外経験で文系の大学卒業者ならば、

現地で貧乏になったり、駐在員のような日本人に劣等感を感じないで生きていくには、

やはり現地でいい仕事を得るために二、三年の日本での社会人経験は必要だったのかもしれないなー、というのが社会人一年と四ヶ月を終えてしまった私なりの精一杯の感想だ。

 

結局語学で無敵で超カッケー自分にはなれず、

日系企業に沈んだ私の本音はこんな感じ。

 

かっこわるいし、理想とは全然違う毎日だけど、海外が好きで行きたくて仕方がない国があってそれでも国内に甘んじてる人間がどんな風に感じながら働いてるのかについて書いてみました。

 

それでは今日はこの辺で。

お月様以外も欲しい。

 

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中国語を勉強し始めたばかりのころよく中国の人権問題を取り扱ったドキュメンタリー番組を見ていた。

 

たくさんの悲惨な映像や証言の中に特別心に残ってる場面がある。

 

ある日突然政治犯として囚われてしまった男とその妻の証言だ。

 

十数年という長い月日を引き裂かれて過ごした夫婦の妻は、涙ながらに吐き出すように言った。

 

「あの、地獄の生活で主人がどこにいるのか生きているのかもわからない日々の中で私たち二人で一緒に眺めることができたのは月だけよ。

月を見てる時だけ二人一緒にいられたのよ」

 

その時はなんで詩的で素晴らしい表現だろう、と呑気に聞き流していたけど、

まさか数年が自分の身に突き刺さってくるとは思わなかった。

 

私と、私の恋人のケビンはもう一年半以上引き裂かれたままだ。

 

いつも四角い画面の中いっぱいに顔を映して、

少しでもこちらに近づくように画面に精いっぱい顔をくっつけるように話す陽気でかわいい私の世界で一番大事な存在は、3月18日の香港の入国制限、そしてそれに続く日本政府の入国制限で画面の中から出て来られなくなってしまった。

 

最初の1ヶ月は、何も悲観しなかった。

すぐに国境は開き笑い話にできると思ってた。

次の1ヶ月も楽観的に構えてた。

3ヶ月目になって突然涙が止まらなくなった。

 

よくミステリードラマで、犯人が何回も息継ぎをさせながら被害者を溺死させる場面がある。

 

私は、この一年半かすかな希望に息をついで、

次の日にはまた絶望の黒い水の中に顔を押し付けられて呼吸を奪われる。

 

そんな毎日を過ごしてきた。

 

1分、1秒と無意味に過ぎ去る時間を、

この地獄が過ぎ去るのを待つしかない私は「今日も再会できるのに近付けた」と喜ぶ工夫もしたけど、

 

心の奥底で、そんな自分を空虚なピエロだと思ってた。

 

何回もまんまるお月様とガリガリに痩せ細った新月を見送り、時間の流れを噛み締めた。

 

たとえどんなに科学技術や通信技術が発達したとはいえ、今の私たちにはそんな技術を介さなければ世界で一番大切な人と同じ景色や色を共有できないことが悲しくて虚しくて悔しくて仕方がなかった。

 

あの時の夫婦と同じように、今私たちが科学技術を借りずに一緒の時間に同じものが見れるのは、お月様を眺めている時だけだった。

 

月日が経つにつれて、私は一つずつ忘れていった。

 

一緒に食べた難しい漢字が並んでた料理の名前を忘れてしまった。

 

もう一度会えた時に最初に一緒に食べようって言ってた料理だったのに。

 

プニプニの手の柔らかさと大きさと、温もりを忘れた。

 

忘れないように眠る前に握る真似をして眠りについていたのに。

 

彼の匂いが染み込んだ毛布を洗った日はコインランドリーでいつまでもうずくまって泣いた。

 

 

あんまりじゃないか。

 

 

グローバルってなんだったの?

国際化ってなんだったの?

 

キラキラしたキャッチコピーやポスターや教育者の言葉に誘われて「これからは世界の時代だ」って言ったじゃないか。

 

貴方達偉い人が掛けて歩くように促した橋を渡った私は、その橋の先でやっと自分にピッタリな片割れを見つけたのに。

 

彼に出会って私は1億2000万人の孤独の海の中から出て、やっと息ができた気がしたのに。

 

いつも気が強くて、

言葉がきつくて、

せっかちで、

 

どうしようもない私を、呆れるほどの能天気さとくりくりの目にうつして大きく笑った。

 

彼といれば私は、怒りの感情や、爆発しそうな衝動を蒸発させて、彼とおんなじように呑気で優しくいられるのに。

 

怒って喚き立てる私に、

 

「そんなに一生懸命たくさん話してくれてありがとう。」

 

って受け入れてくれる人、私はもう見つけられないよ。

 

世界に掛けられた橋を何度だって往復して、自分のためにも日本のためにも一生懸命限界まで働いて、壮大な話でも両地を繋いでいくために、次の世代のためにその橋を補強できるように頑張ろうと思ってた。

 

それなのに、突然橋は壊されて、

私は一瞬にして最も大切な片割れに夢の中でしか会えなくなってしまった。

 

何回も何回も後悔した。

 

あの時めんどくさくて、コンビニに行ってる彼をホテルの部屋で待ってた時ついていけばよかった。

 

あの時喧嘩したけど、もっと楽しく陽気な思い出を増やしておけばよかった。

 

就職しないで香港の大学院に進学すればよかった。

 

ワーキングホリデーのビザを取ればよかった。

 

泣きながら何度でも大きな声で返してくれよと絶叫した夜があった。

 

次の日会社に行って幸せ新婚家族の週末のお話を聞いて、そこらじゅうにあるものを投げ散らかして発狂したい気分にもなった。

 

羨ましくて狂いそうだった。

 

欲しいものなんてひとつもない。

 

元々あったのを返してくれるだけでいい。

 

私にあの温もりと、優しい手を返して欲しい。

 

四角の画面から彼を出して欲しい。

 

私たち、当然のように手を繋ぐ権利なんて意識するまでもなくあったはずでしょ。

 

1年半経った後も、私たちはずっと一緒にいる。

 

遠距離恋愛を始めた頃、「1ヶ月に一回でも悲しくて辛い」と泣き喚いた私なのに、1年半経ってもまだ彼と一緒に歩いていく未来を死守するために毎日なんとか踏みとどまってる。

 

たかが恋愛。

 

恋愛ごとき。

 

日本だけじゃなくて、このアジアにはまだまだ恋愛は浮ついたもので娯楽や贅沢品に該当すると考えている人は本当に多い。

 

それでも、この先どんな世の中に生きていくのかを考えたら、もっと人間を人間たらしめる感情を大切にしたいと思う。

 

人間から感情をとって何が残るのか。

 

感情的という言葉が悪い言葉として使われるようになって久しい。

 

でも、感情を抑圧して迎える未来は何?

自分の感情を殺して、

お家のために、

ご先祖さまのために、

国のために、

 

自分で人生の伴侶も選べない時代に戻りたいのか?

 

私は嫌だ。

 

外国人と恋愛するならその覚悟をしろ?

 

私たちは世界に向けて掛かっていた橋を渡り、そこで愛する人を見つけただけ。

 

そんなことを言う人は、橋を渡る時に自分の渡ってる途中で橋が壊れて自分が落ちても、

「そこまで考えて橋を渡らなかった自分が悪い」

と言えるのだろうか。

 

 

私はもう十分待った。

会えない時間を資源に本当にいろんなことを頑張ってきたしお金も貯めた。

 

そろそろお月様には飽きてきた。

黎明の頃、朝焼けが見たい。

 

他のものも、お互いの肉眼で同じ時に同じ空間で。

 

私は綺麗なバッドエンドも、

自己責任論の果てにある美しい諦めも拒絶する。

 

ここまで耐えてきた私も、他の人たちも全員幸せになる権利があり、そうなるように決まっている。

 

私には、彼とのハッピーエンドしかいらない。

 

代わりのものなんていらない。

新しいものなんてもっといらない。

 

だから、当たり前の温もりをこの手に返してくれよ、今すぐに。

postcrossing日記その⑤

 

久しく更新していませんでしたが、まだまだやってます。

 

postcrossing!!

 

今回は5月から6月初旬にかけて私が送ったカードを紹介していきます。

 

次回はもらったカード編。

 

張り切っていきましょう!!

 

私はシーズンのカードを爆買いするのが大好きで、4月は桜のカードを送りまくっていましたが、今回は5月。

 

鯉のぼりのカードを大量に送りました。

 

イギリス🇬🇧の女性に鯉のぼりのイラスト

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ドイツ🇩🇪の男性に
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アメリカ🇺🇸の女性に
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でもそんな鯉のぼりのカードの中で一番人気で反応良かったのがこちら。

 

フランス🇫🇷の男性に送ったカード

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本当に外国人って富士山好きだなあ…と改めて思いました。

 

個人的にはイギリスの女性に送ったイラストの方が好きなんですけど、富士山には勝てず。

 

次に、建物のカードを欲しがる方が多かったので、

オランダ🇳🇱の男性と

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スイス🇨🇭の男性に
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大阪城のカードを送ったよ!

 

大阪城についての説明も英語で頑張ってつけてみたらお城オタクのオランダ人の男性は結構喜んでくれた。

 

他にも、鳥が好きなスウェーデンの女性にはこちら。

 

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鶯のカードを。

裏面も頑張ってデコって送ったところかなり喜んでくれた。

 

5月はとにかく季節感のあるカードをたくさん送った。

 

6月になると、私はいい加減この写真ポストカードに飽きて、ポップなカードを送り始める。

 

アメリカに、ポップすぎるカラフルなイラストカード!

 

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こちらも海が好きだというアメリカの女性に。

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モノクロ好きのフランスのジェントルマンには、

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おしゃれすぎるこんなカード。

ちなみに最近私はカードをデコらことにハマっていて今回は大きな女の子のシールを使ったデコにチャレンジ。

 

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結構上手くできたと思ってる。

 

アリスが好きだというポルトガルの女性には、

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朝顔の説明を添えて。

 

羊が好きなフランス人女性には、

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こんな可愛い絵本みたいたカード。

 

まだまだ本当にいろんなカードを送ったんだけど今日はこのくらいで。

 

次回は受け取ったカードを紹介したいと思います。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

ロシアの万年筆と大阪の街

 

先日、人事異動になった。

端的に言うと私はパワハラクソゴミ上司とその狗(イヌ)から華麗におさらばして、愉快なおっさん達のいる花形チームへの異動をかちこんだ。

 

発表を聞いた時は、ただ上の役職の人の電話だったから無礼のないように話すことしか頭になかったけど電話を切った途端その場に座り込んだ。

 

そして、そのまま動けなくなってしまった。

猛烈に頭が痛くなって目を閉じてそのまま耐えること30分。

 

なんとか立ち上がると、

それまで見えていた世界がガラリと変わって見えた。

 

今まで3色くらい見えていた世界が100色くらいの鮮やかな色使いに変わり、

立体的に見えるようになってきた。

 

見えるもの全部がそう言うふうに見えるから視界がくるくるする。

 

そして、シーンと静かになった。

 

終わった。

 

終わった。

 

終わった。

 

石の上にも三年、という諺を心の支えに、

後何年かはこのパワハラクソ上司の理不尽な行いや仕打ちに耐え抜く覚悟を決めて戦闘体制に入っていた私は突然の終戦宣言に文字通り頭も体もついていけていなかった。

 

「君、頑張ってたから。営業所のいろんな人が、君は十分頑張ってて君がどれだけ自分の力が及ばないところで理不尽を強いられてるのか教えてくれたから。

みんなみんな、君のこと本当に心配してたよ。

それで私のところまで声を上げてくれた人がたくさんいたこと忘れないで。

君の頑張りはみんな見てたよ。

次の部署、仕事の難易度も忙しさも上がると思うけど、君なら大丈夫。

理不尽とか不公平な人間関係に耐え抜いたこの一年の方がよっぽど辛かったと思う。

存分に力と個性を発揮できる君を見ること楽しみにしてるからね」

 

そう言われた言葉が頭の中をくるくる回って何もできなかった。

 

映画、ショーシャンクの空で釈放された囚人が自由な身になったものの何をすればいいのかわからなかったように私は何もできないし言えなかったのだ。

 

地下鉄に乗り込んで駅一つ一つにワクワクした。

 

今までは死んだ顔でただ家に着くのを、会社の最寄りに着くのを待つだけの地下鉄が、一つ一つの駅で降りたいくらいにワクワクする時間に変わった。

 

嬉しくて嬉しくてホッとして帰りの地下鉄でポロポロ涙が止まらなかった。

 

ああ私は一年もこんな綺麗で楽しくて面白そうな街に居たのに、

毎日やり過ごしてなんとか生き抜くのに夢中になるしかなくて。

 

何にも感じなくて、

心が枯れ果てていたのだと思った。

 

そのまま家の最寄りで降りなかった。

 

梅田の街へと走った。

 

人の喧騒と、色とりどりの店を。

いつもは素通りするけど、一軒一軒見て行った。

 

どのお店にもキラキラするもの欲しいものはあって、すぐに財布の中の現金は尽きた。

 

そして、大きな本屋の中の万年筆専門店でショーケースに入ったキラキラ光る魔法の杖のような不思議な万年筆を見つけた。

 

パワハラ生活の時、お金だけは貯まるのに必死で週の生活費を切り詰めて、食費を切り詰めて。

 

上司と同じように自分が自分を追い込んでしまっていたのだと思った。

 

このキラキラした万年筆だって、もしも私が昨日までの私なら視界も入らずにモノクロな世界の端っこの方を気がつかれることなく通り過ぎていったのだろう。

 

そんなことを思っていたら、自然に高級万年筆の店員さんを捕まえて欲しい万年筆を全部ショーケースから出してもらった。

 

高い万年筆の試し書きを一筆一筆これまた高級そうな紙に連ねていくたびに自分が人間に戻っていく気がした。

 

そして、この日私は一目惚れした宝石のような万年筆を一本買い上げた。

自分が自分に勝手に課していた過酷な生活費二週間分くらいのお金が一瞬でレジのキャッシャーの中に消えていった。

 

でも、本当に私は幸せで幸せで仕方がなかった。

 

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ロシアのメーカーの万年筆で日本ではまだ珍しいらしい。

一本一本手作りでラメの入り方やグラデーションが違ってこの世界のどこにも同じものがないという。

 

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万年筆は家に帰っても私の手元の中でキラキラキラキラと輝いた。

 

さらに、夜電気を消すとコバルトブルーに光り輝いた。

 

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文字通り贅沢品。

 

そんなものを手にして私はようやく、

あの地獄のような日々から抜け出すことができたのだと幸せがとめどなく溢れ出した。

 

いつまでもいつまでも。

好きな歌の歌詞を一つ一つを書き連ねながら一人で幸せを噛み締めながら泣き続けた。

 

和田アキコの、あの鐘を鳴らすのはあなた

橘いずみの、window

安全地帯の、恋の予感

 

 

さわやかな希望の匂いが今日の私には満ちていた。

 

この先、自分の人生がどんどん良くなるようにワクワクする。

自分の人生の幸せを信じられる心が戻ってくる。

 

私の人生の夜明け、黎明期。

それが今なのだと。

 

やっと落ち着いてこれを書いてる私の横でも、

ロシアから私の世界と手元に飛び込んできた舶来物の万年筆はキラキラと輝いている。

 

この電気を消した時にコバルトブルーに輝くために光をその身に蓄えながら。

 

 

 

 

 

postcrossing日記 その③

 

こんにちは!

死にたいような毎日でも、

postcrossingは細々と続けております。

 

最後のpostcrossing日記から1ヶ月ほど日が空きましたが、その間に素敵過ぎるカードがザクザク各国から到着したのでここで自慢していきたいと思いまーす。

 

まずはポスクロ大国ドイツから。

 

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ついに受け取ったkeep calm and drink teaのカード。

コロナの中のスローガンのようなこの文句。

 

落ち着いてお茶でも飲もう。殺伐とした世の中になってしまった中で優雅にティータイムをするような心の余裕を持つことが大事なのかもしれませんね。

 

私は今死にそうなのでそんな達観の境地にはまだまだ至れそうにないですが久しぶりに本格的に中国茶を入れてみました。

 

このカードも何年後かには懐かしいものになるのでしょうね。

 

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こちらの2枚もドイツから。

ドイツ独特の茶色の建物と、菜の花畑の教会のカード。

 

ポスクロ始めるまではドイツなんて全く興味がなかったけど、やはり送るのも受け取るのもドイツが圧倒的に多いので、最近ドイツに興味が湧いてきております。

 

ヨーロッパなら一番ドイツに行ってみたいと思ってしまう今日この頃です。

 

次にオランダ。

 

ここからは2枚やはり素敵すぎるカード。

 

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画像ではわかりずらいもののチーズの形で本当に穴まで空いてるカード。

 

「あなたの人生がスライスしたダッチチーズのように幸多いことを」

 

なんてハイセンスすぎる言葉を添えて。

 

ダッチチーズが食べたくなるような。

 

こんな洒落たこと言えるようになりたいと思います。

 

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ポスクロはじめたてのオランダの子からハンドメイドのカード。

こちらも画像ではわからないんだけど薄い色のhelloのスタンプが敷き詰められた素敵なカード。

 

初めて送るとのことだったのでいつもより丁寧にお礼のメッセージを書きました。

 

次に台湾。

 

やはりあいもかわらず中華圏からのカードは心が躍ります。

 

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素敵すぎるこちらのカードは高雄から!

台北以外にこんな都会的な光景が台湾にあるなんて台湾なめてました。

 

絶対に行きたいです。

 


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美術館で買ったカードを送ってくれました。

私もポスクロはじめてから展覧会に行くと必ずポストカードを買うようになったので、共感の気持ちをメッセージに。

 

でも、やっぱり台湾テーマのカードが嬉しいなあって言葉は胸の中にしまっておく。

 

アメリカニューヨークからはこんな素敵な夜景のカード。

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ロシアの12歳の女の子からは

 

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こんな素敵な水彩のロシアのカード。 

ロシアもコロナが終わったら絶対に行くと決めている。

 

そして、ポストカードは本当に世界中から届いて、、

 

ベラルーシ医学生から

 

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リトアニアのおじいちゃんから

 

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そして、私が小躍りするほど嬉しくて

気に入ったポストカードはなんとウクライナから!!!

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セクシーで何もかもが素敵な魔女のカード。

メッセージもぎっしり。

 

本当に本当に嬉しくて興奮してしまい、ポスクロやってて良かったなあと死ぬほど思いました。

 

中国にしか興味がなかった私がドイツやオランダ、ロシア、ウクライナリトアニア、、

 

じわじわと視界が広がっていくことを感じています。

 

これからもガンガンハガキを出して素敵なカードも受け取ってコロナ後の旅行の計画をたてて穏やかに静かに今は暮らしていきたいと思います。

 

Keep calm and drink tea 

 

な精神でね!

 

 

死の誘惑

 

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毎日1日の終わりに考えることは、

今日も何一つとしていいことなんてなかった。ということ。

 

そして、こんなことなら昨日死んでおけばよかったと後悔するのだ。

 

死にたい。

 

死にたい。

 

死んじゃいたい。

 

私は毎日疲れ果てて、ボロボロになって。

 

今香港や中国に行くには仕事をやめなければいけない。

 

仕事を辞めて行ったところで、あっちに仕事があるわけではない。

 

これまでの人生で、私はいつも根無草だ。

 

どこにいても、いつであっても居場所のなさを感じていた。

今も会社に居場所なんてない。

 

周りの人間が馴れ合いで仕事をしていて、

私より年齢が上の女が「まだ若手なんだからー」で許されてる横で、1人でその女の3.4倍は働いている。

 

無論、助けてくれる人なんて1人もいないし、いつもいつも明日が嫌で嫌で仕方がない。

 

いつも頭の中では中国の生活のことや香港にいる恋人のことを考える。

 

日本に一億二千万人いるのに。

日本だって十分広いのに、

なんで私はこの国に居場所を見つけられなかったんだろう。

やっぱり出来損ないだったかなあ。

 

上まで登れば、居場所も見つかると思ってがむしゃらに就活して、地上波にCMを何本も売ってるような企業に入社してみたけど、居場所が見つかるどころか、今度はその仕事に縛られて自由ばかりが吸い取られて奪われていく気がする。

 

高校、大学、就職活動。

 

日本社会で大勝利とまでは行かずとも、合格点は叩き出してきたつもりだったのに。

 

なんでこんなに1人で、こんなに居場所がなくて、こんなに死にたいんだ。

 

このままじゃどこにも行けない。

このままここにいても、生き地獄は続いていく。

 

でも、ここから降りていますが何もかも投げ捨てて香港に行く術もビザもないし、もしもあったとしてもその先にあるのは私が最も見下して軽蔑してきた二流三流の負け組人生だけだ。

 

そんな人生、私は受け入れられないしそんな生き恥を晒しながら生きていくくらいなら死んだ方がマシ。

 

私は、負けたら死ぬしかないという覚悟でこれまでの人生を戦ってきたのだから。

 

だから、負けを認めて降りた時点で、私に残ってる選択肢は死ぬことだけなのだ。

 

そうだ、死んで仕舞えばいいのだ。

 

死ねばこうやってコロナや政策に振り回されてみっともなく大事なものを奪われて泣き叫ぶ必要なんてないし、明日仕事に行く必要もない。

 

一瞬だよ。

やってしまいなよ。

 

通勤電車を待つ地下鉄のホームで、あと2.3歩踏み出せば。

 

時速120kmで駆け抜ける高速道路でもう少しだけスピードを上げて目を閉じて壁に突入して仕舞えば。

 

生活圏内にあるあらゆる死の可能性が抱き締めるように優しく温かく私の手を引いていこうとする。

 

私をこの世に繋ぎ止める希望とか未来とか夢とか。

 

そういうNHKが好きそうな物が、時間と共に薄れて消えていく。

 

天秤に死ぬメリットと生きるメリットを載せたら、今の私なら確実に死ぬメリットが勝ってしまう。

 

生きる道がないのだ。

 

生きる意味がない人生。

 

こんな酷い結末のために、私は25年間戦ってきたのか。

 

いつまで勝てるのか、死の誘惑に。

 

今もこれを書いてるお風呂場で、ハイターの混ぜるな危険の文字がゆっくりと私に手招きしてるのだ。

 

死んでいく者と生きていく者。

 

圧倒的に生きていく者だったはずの私は、

いまは限りなく死んでいく者の側に立ち尽くしている。

 

なんでも持ってる。

 

仕事があるだけマシだ。

恋人がいないよりいる方がいいじゃないか。

 

そんな気休めはいらない。

 

今の仕事も生活も私が自分自身で勝ち取ったものだ。当然の結果じゃないか。

 

会いたい人がいるのに会えないのと会いたい人がいない人はそもそも二種類の人間で同じ軸で語るべきではないだろう。そこに優劣も何も存在しない。圧倒的に違うという事実が横たわっているだけなのだから。

 

この一年間本当に頑張った。

 

こんな地獄で仕事を回しながらも、中国政府の奨学金の条件のHSK6級の規定のスコアだって死に物狂いで自習室に通いながら習得した。

 

これ以上、何を頑張ればいいのか。

 

全速力の人生に向き合う熱量も気力も生命ももうずっと前に終わった。

 

気安く、もう楽になっていいよ。

降りてもいいよ。

 

と、今まで私を散々鼓舞して競争社会にぶち込んできた周囲の人間が言う。

 

そうか、私はもう終わってるのか。

 

もう戦力外なのか。

 

死ぬよりはマシだから、競争社会から降りていいのか。

 

死ぬよりはマシだから。

 

今死にたい。

 

今すぐ死にたい。

 

私は、降りた後の人生を生きていく自信はない。

 

金持ちの実家で、病人のような扱いを受けて人生の夢や目標を失った廃人になる勇気はまだない。

 

かといって、

 

苦しみと痛みしかない明日に立ち向かい続ける勇気も持ち合わせていない。

 

死、のみが救いであり、救済なのだ。

 

今の私にとっては死は甘くて優しくて安らかな希望だ。

 

明日私が死んでも、明後日死んでも大して変わらないのに。

 

涙が止まらず、いつ死の手をとって歩いてしまうかわからない自分をなんとか生命に繋ぎ止めてなんとかやりぬいてる。

 

それだけの話だ。

 

ここまで、追い詰められて

死にたい私なんてレアだから。

珍しいんだから見せ物にでもしないと損だから残しておきたくて今日これを書いた。

 

これからどうするのかはまだ決められていない。

postcrossing日記その②

 

 

前回

 

ポスクロで初めてのポストカードを受け取った私。

その翌日も素敵なカードが届いたのでご紹介。

 

まずはこちら。

 

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ポスユナ経由で香港から!

ポストを開いた途端きゃーって嬉しい気持ちに。

香港の夜景が懐かしくて少し泣きそうになった。彼氏のいる場所でもある香港。

 

何度でも何度でも見つめていられる綺麗な夜景のカードにうっとり。

 

この日ポストに一緒に入ってたカードはなんと上海から!!!!

 

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こちらもすごく素敵!

ダイレクトスワップの上海の女の子から届いた葉書。

 

香港上海比べられがちな二つの都市で私が何度も訪れたことがある都市のポストカードが同じ日にポストに入るなんて、すっごい奇跡だ!と一人で感動してしまった。

 

この子とはダイレクトスワップ

すなわちカード交換なので、

こちらの大阪のカードにぎっしりとメッセージを書いてお返し!

 

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日本語の看板ができるだけ多く写ってるのを選びました。

 

それからもう一枚はチェコ🇨🇿から!

 

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中華圏と打って変わってメルヘンすぎる絵本の世界観の正方形の素敵なカードが!!!

チェコなんて行ったことないし、今まで気に留めたことがない国だったけどその日はウィキペディアを熟読してしまった。

 

今のところまだまだ私はreceivedよりsentが余裕で勝ってる状態なのでまだまだ届くカードに期待!

 

てなわけでここからは私が送ったカード達をご紹介。

 

フィンランド🇫🇮に送った、猫ちゃんと桜のイラストカード。

これはなぜか反響が非常に良くてたくさんのヨーロッパやロシアの方々からファボされた。

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リトアニア🇱🇹に送った姫路城。

お城が好きと言うことで送ってみたものの未だ届かず…。

 

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そして、

 

ドイツ🇩🇪に送った版画のカード。

日本人にとって鯛は縁起のいい魚なんだよー!とない英語力を駆使して説明も書いてみた。

 

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電車が好きと言うマレーシア🇲🇾にはこちら。

 

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猫がすきなハンガリー🇭🇺にはこのピンクの猫ちゃんのカード。手触りが独特な素材でできてるカード。

画像じゃ伝わらないけどね。

 

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野生動物が好きと言うアメリカ🇺🇸人にはこちらのカード。

ハリネズミが野生動物に入るかどうかは知らん。入ってくれ。

 

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水彩画のカードが欲しいと言うベラルーシ🇧🇾にはこちらのカード。

この柴犬と男の子のシリーズ大好き。

 

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てなわけでこの週末もたらふくカードを書いて送った。

そして今回からはとにかく桜のカードを乱発し始めた私!

 

4月が終わるまでガンガン桜のカードを飽きるほど出すぞーと思っております。

 

てなわけで今日はこの辺で。

 

みなさんおやすみなさい!